前回記事では、売るためのポイントとして3つのポイントを書きました。
このページでは、すでに販売をされている方の為への【自己投資をしていますか】を詳しくご紹介したいと思います。
自己投資をする意義
自己投資と言われ、皆さんは、どんなことを思い浮かべるでしょうか。
難しいことをするのでは。と、お考えの方もおられるかと思いますが、文章にすると難しく聞こえますが、全くもって難しい事ではありません。
日本人である我々は、「投資」という言葉を聞くと、身構える方が多く感じます。
投資は損をする。投資は、経験が必要。勉強をしなくてはいけない。など、重く・固く考える人が多いのではないでしょうか。
そうではなく、投資をする=クオリティ(質)やボリューム(量)が、自分に返ってくるということです。
すなわち、投資なくして次のステップへのレベルアップはあり得ないという事でもあると思ってます。
ハンドメイドに、そんな小難しいことを期待していないとお考えの方もおられると思いますが、それなら、なぜ自分が作った作品に価格をつけ、販売をしようという行動をされるのでしょうか。
または、作った作品を知人に純粋な思いで渡して、喜んでくれる顔を見ることが幸せと感じるのでしょうか。
そこはやはり、自分が作った作品を知らないどなたかに買っていただける快感、自分の感性が認められたいからではないでしょうか。単純に言えば【うれしい】という感情ではないでしょうか。
そのような感覚・感情を得るには、ただ単に自分が作ったものをそのまま販売するのではなく、自分の技術・感覚や販売に際しては見せ方・包装・売り方などコスト(投資)を掛けて、よりよい自分の商品を他者に認めてもらうための行動とお考え下さい。
自己投資をすることにより、返ってくる思いは、一塩となり大きく返ってくることでしょう。
自己投資をする3つの場面
作品の見せ方に投資しましょう
いざ、販売をする場面になったとします。
販売をするステージに立てましたが、さあ、実際は、最初から売れるでしょうか。
ハッキリ申し上げていません。
なぜなら、自分の思いが強すぎて、周りが見えていないのです。
タイミングよく感性に共感頂けたお客さまに、お買い上げいただけるかもしれません。
うれしいですよね。
しかし、本当にそれは合っているのでしょうか。
販売するということは、実は、自分の作品ではなく、作品にあったディスプレイや敷物、はたまた、敷物の色や形、季節に合った花、販売台の高さ・サイズは合っているかなど、売り場の構成を考えることで、自分の作品をより引き立たせてくれるアイテムがあって、初めてお客さまが立ち寄り、お買い上げいただけるのです。
これは、インターネットでも同じことが言えるのです。
ネットサーフィンをしている方の目を止める色やコメント、作品画像があって、初めてクリックをしてくれるのです。
作品に自信があるからと言って、売れるものはありません。
ご自身の作品を引き立たせてくれる、色・絵・画像やディスプレイに惜しまず投資してください。
きっと、自分を引き立たせてくれる投資方法があるはずです。
販売方法に投資しましょう
自身の作品はどこでうるべきなのかを考えましょう。
昨今、販売方法は商業施設にギャラリー、インターネットなど現在は多岐に渡ります。
インターネットにおいては、無料で登録でき、自分の思うがままに販売することが出来ます。
インターネットでは、無料という言葉が散見されますが、販売出来た場合には売り上げに対して●%を納めなければいけません。
かたや、商業施設で実際に自身が立って販売する場合でも、●●%を納めなくてはいけません。
一見同じに見えますが、結果から申し上げますとインターネットの方が数字がかなり低いです。低いということは、納める金額が低いということになりますので、皆さまの手元に残る金額も比例して多くなるということです。
ここまで聞けば、インターネットがいいのではと思いますが、ネットは直接お客さまに商品説明ができる機会が全くないのです。
これはメリット・デメリットであります。
自分の商品は、説明が必要な商品か否を見極め、必要でなければ、ネットでの販売に活路を見出し、説明が必要、もしくは、お客さまとお話するのが好きな方は、商業施設で販売を選んでください。
納める金額が異なりますが、販売する場所で5%~10%違っても、実際声が掛かった会社で販売するのは、何かの縁ですので、縁を大事に惜しまず投資しましょう。
お客さまに投資しましょう
問題なく販売できたとしましょう。
さて、この新たなる生活様式と言われる昨今、お客さまを捕まえるのは格段と難しくなってきております。
では、今後指をくわえて、いつくるか分からないお客さまをじぃーーっと待っていれば良いのでしょうか。
違いますよね。
一度ども、お買い上げいただいたお客様に対し、アプローチをしましょう。
今は、メールやLINEなどネットを駆使したツールがありますが、ここはあえて、直筆のお手紙を書きましょう。
手紙をを書くことが格段に減ったといわれる現代人ですが、やはり直筆でお買い上げの感謝の手紙や次回出店をするので、お近くにお寄りの際は~~などを書いている出店者の方は、売り上げが格段に違います。
やはり、手紙は現代にも心に響くのですかね。
手紙を書くことは、したためる時間や郵税といった時間・金額の投資になりますが、惜しまず投資しましょう。
かならずや、お客さまの心に響き、またお越しいただけることでしょう。
まとめ
様々な観点から申し上げましたが、結果から申し上げますと、惜しまず投資したことは必ず、自分に返ってくるということです。
無料の登録・販売台・箱などに惹かれがちですが、ここは一歩立ち止まり、自分の作品と照らし合わせ、その無料の部分が本当に引き立たせるものになっているか、今一度、考えて、最良の選択をしてみてください。