ハンドメイドの販売体制 ②販売姿勢

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売場に立ったら、あなたはモデル?

前回ハンドメイド商品の販売ステージについて、シンプルですが、どなたでも、すぐにもできることについて私見を述べました。
今回は、販売員について私的な見解を述べさせていただきます。

ズバリそれはあなた自身のことです。
商品(作品)にふさわしい応対が大切です。
言葉づかいであり、化粧であり、髪型であり、服装です。
前にもお話をした記憶があります。それはあなた自身が「モデル」でかつ「有能な販売員」であるからなのです。

例えば、優雅な衣料品や、バック、高額のアクササリーを販売するとき、あなたはモデルとなり、作品の全容を披露することが大切です。
華美な服装を要求しているわけではありませんが、ジーパンやスニーカーでの販売は良好とは言えません。

作品はあなた自身

作品とあなたはイコールなのです。

百貨店ではよく、客より目立ってはいけない・・・と言われ、華美な服装や装飾品をつけることはタブーとされています。
しかしハンドメイドは違います。この商品はこのようなステージで是非使ってほしいのです・・・ということを売場ごと表現しなければいけません。

大量生産の不特定多数に販売する商品ではないのです。
もちろんも「一品もの」でもありませんが、ターゲットの幅は小さいはずです。

難しいのは、1点しかない最高の商品も身に着けてはいけません。
なぜなら他が見劣りをしてしまうからです。
比べて、より良いものを買いたいのはお客様の心理です。
数ある中、雰囲気の似た商品を身に着けて販売することをお勧めします。

まさか!スマホを?

売場に立っている皆さんを遠くから眺めていると、売り上げの良いところの作家は、手と足をよく動かしています。それに比べ売り上げが振るわない売り場は、ひっそりしています。
じっと座り込んで、下を向いています。そのくせ、手ばかりが忙しく動いています。
スマホの操作をしていることは、一目瞭然です。
ですから、お客様も素通りしてゆきます。

百貨店の長時間勤務をずっと立っていることなんてとてもできません。
一日でエネルギーを使い果たしてしまいます。
ですが・・・「サボり」はよくありません。

客足が途絶えた時に、自分の売り場を少し遠くから、客目線で眺めてみてください。
売場に活気があるか、ないなら何をすればよいか。
商品の入れ替えをしてみてください。
そこで、静かに商品と対話をしてください。(これは座っていてもできます)

あなたが体を動かすことで、売場に動きが出て、数少ないお客様の足を止めることになります。

コロナ過の中、皆さん疲れと諦めで、少し気が緩んできています。
お客様のいない売り場ほど、苦痛なことはありませんが、ならば、頭の中で、次なる商品の企画を練ってみるのはどうでしょうか?

無駄話ではなく、隣り合わせの作家と情報交換も大切です。
ただし、大きな声で笑いあってはいけません。

いったい隣の人は、どのように時間のやりくりをしているのか・・・
自分の商品の印象を聞いてみるもの良いでしょう。

良い販売員は、情報の収集がじょうずです。

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