商品の写真を撮ろう

SNSの活用でも触れましたが、最近はデジカメや一眼レフを持ち歩かなくても、スマートフォンさえあれば、いつでもどこでも(撮影禁止の場所は除く)手軽に写真が撮れるようになりました。

今では、スマートフォンさえあれば時計も財布も身に付けなくても外出できる世の中になりました。

目次

スマートフォンで撮る

今回は、心を込めて作った作品(商品)をいかにキレイに撮影できるか考えてみましょう。

今のスマートフォンは機種にもよりますが、背景ぼかしやポートレート機能(人物を被写体としたもの)を使って誰でも簡単に素敵な写真が撮れます。

また、画像編集アプリも無料で使えるものがたくさんあり、あっという間に加工も出来ます。
もちろん画像の編集はパソコンの方が本格的に出来ますが、作業が難しかったり、高額な専用ソフトが必要な場合もあります。

けれど写真を撮る前にいくつか気を付けるだけで、スマートフォンでも撮影・加工は十分出来ます。
 
素敵な写真を撮るために、少し意識するポイントを4つご紹介します。

① 背景に気を配る

せっかくの素敵な作品(商品)なのに、背景に余計なものが映り込んでいる。

これではせっかくの作品が台無しです。
撮影している本人は、意外とそのことに気が付かない場合が多いです。

さて、SNSやダイレクトメールなどにその画像を使う段階になって「あれ?背景が汚い」と気付く場合が多々あります。

特に売り場などで撮影する場合は注意が必要です。背景にお客様や販売員が写り込んでいませんか?売り場裏側など乱雑に物が置かれた背景で撮影していませんか?

撮影する前に背景を意識して撮るだけで、作品の印象も大分違って見えます。

② 作品(商品)そのものに気を配る

何をメインに撮りたいのか決まったら作品を配置してみましょう。

洋服でしたらキレイなハンガーに掛ける。あれば婦人用のボディに着せて撮影すると立体感が出て、着てみた時のイメージが湧いてきます。

バッグ・ポーチは、置いたときにクタっとしないように詰め物をしましょう。この時くれぐれも詰め物が見えないように適量で。

アクセサリー類は売り場全体を写すよりは、単品で撮影した方が作品の良さがより一層伝わりやすいですね。ピアスやイヤリングなどの台紙にも気を配ることもお忘れなく。
また、全体を通して言えることです。オリジナルのタグなどは素敵に見えますが、くれぐれも値札が写り込まないように気を配ってください。

③ 写真は複数枚撮る

被写体一つにつき数枚撮影してみましょう。

その時は完璧な一枚が撮れたとしても、いざその写真を使おうと思ったときに、ブレ、ピンボケ、見切れたものだけしか無かったら非常に残念です。

気に入らなかった写真はすぐに削除できるので、角度や撮影位置を変えたりしてみるのがおすすめです。

④ 余白の重要さ

余白。非常に大事です。

同じ被写体で、余白があるものとそうでないものでは、ぱっと見た感じが全く違います。 

もし背景に余計なものが写っていた場合、トリミング(カットなど縁の加工)してしまえばいいのでは?と思う方もいらっしゃると思います。

トリミングしてしまうと必然的に余白の部分はカットされてしまいます。そうならないために①の背景に気を配りながら写真を撮ることをお勧めします。 

ここで話したことはカメラや写真の細かい技術的なテクニックなどは一切必要ありません。

少しでも自身の作品がより良く写るかを意識しただけで素敵な写真が撮れるはずです。是非試してみてください。

記:@SEN

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