国民みらい出版(東京都)の「つくりびと」新年号に、人形作家の菱田静江さんの作品が掲載されました。
小さな人形には、人のサイズの柄行では対応できず、人形の大きさに見合った衣装を一つ一つ制作しなければなりません。
柄行のバランスの良さ、縫いの確かさ、少女のリアルな表情など、すべてにレベルの高さがうかがえます。
千葉そごう「倉」に出展されるときも、ピシリと着物を着こなす意識の高さが、作品にも表れています。
つくりびと
創作者、美術愛好家、文化施設をつなげるアートのフリーマガジン。
作品の解説は、美術評論家、文筆業の面谷哲郎氏
菱田静江
千葉県富里市在住。菊池ともゆき氏に師事。一貫して日本人形を制作。