~竹と未来~

3年近くも続いたコロナ過が、少し緩和されてきたような気がしていますが、まだまだ気を緩めてはいけません。

倉にご出展いただいている作家さんも、長い間休みが続いた結果、腰がかなり重くなってしまった方々が少なくありません。

このコロナ過で手づくりの皆様方、また取りつかい商品にも変化を感ずるようになりました。

そんなか、新しい素材があることを聞きました。今週はこれを取り上げてみました。

それは竹繊維です。

竹と言いますと竹林を思い浮かべるでしょう?

竹は古来様々工芸品の素材ですよね。竹細工から始まって家具まで応用されています。

その竹が最近布に織り込まれたりしているのを見かけました。
竹布は天然の温熱性と保温性を持つため、触れていると体温が伝わり暖かくなります、

手に乗せると、乗せたところが、じんわりとポカポカしてきます。

その上、竹は抗菌作用に優れていて、医療の現場にも注目されているとか。

MRSA(メチリシン耐性黄色ブドウ球菌)の代表的な院内感染菌が限りなくゼロに近い事が実証されました。

又、ウールやシルクは拡大して見ると尖っている為チクチクしますが、竹は角がなくて、
摩擦による静電気も起きにくい。

竹布の特徴というのは、抗菌性・消臭性・低静電性・温熱性・保湿性・吸収性・低摩擦性・低刺激性などがあり、身を包む布に求めたくなるものを全て備えています。

そして竹は肥料も農薬も使わないし、根があれば2ヶ月ほどで伸びますので、資源が減る心配もありません。

ワンピースやTシャツ、マフラー、タオル、ハンカチ、ますく、靴下などが作られているようです。

手に入れるためにあれこれ探し回ったのですが、今のところネット販売のみのようです。

この様に、申し分のない繊維素材が存在していたなんて将来の代表的な存在に間違いありません。

私が竹の素晴らしさを感じたもう一つの理由は宇宙に届く情報です。

スペースシャトルの本体は強化プラスチック製だということですが、竹の粒子を混入させることで、より強度が増すと聞かされた時、驚きよりも竹の成長のエネルギーに感動したのです。

竹取物語のかぐや姫が宇宙船でこの地球に降り立ったというのはこの事実を知らせるためだったのではないかしら。

地上で一番強い糸はクモの糸だと言います。

芥川龍之介はこのことを知っていたのかもしれませんね。
いずれにしましても、ハンドメイド業界においても、新しいことをどんどん取り入れいかなければならないことを実感しました。

手づくりの倉
店長 千葉眞実子

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