ひらめいて作るシンプルウエア 前田 裕子 様

氏名前田 裕子
住所横浜市
作品ひらめいて作るシンプルウエア
ブランドアトリエ のら
目次

縫うことが好き

北海道函館で生まれましたが、道産子ではありません。
父親の転勤で函館で暮らしたのも、2~3年でした。

短大の家政学部生活化学科に進み、栄養学を専攻したのですが、一般教養として洋裁があったので、もともと縫うことが好きだったので熱心に受講しました。

専業主婦になってからは、被服科卒(?)の腕を生かし、家族の普段着や、子供たちの学校のグッズなどを作っておりました。

私の手作りの販売デビューは少し変わっています。
35歳の時、紙粘土を習いにゆき、仲間と一緒に、お祭りでハンドメイドの商品を売ったことが出発点です。
お祭りと聞けば、あちこちの会場に出かけてゆきましたが、今考えると、随分怖いもの知らずであったと思っています。

当時は手作り作品が脚光を浴び始めたころで、私の作品も、町の手作りショップやギャラリーにおいていただいたりしていました。

百貨店の手作り展に参加するようになるのはもう少し後になります。
あれから皆様に迷惑をかけないようにしながら、自分のペースで、参加してまいりました。

こだわり

制作しているものは綿素材で作る雑貨が主流でしたが、最近ではシンプルな洋服も手掛けています。
私は少々頑固なところがあり、素材は必ず水通しをし、地の目を正してから裁断するようにしています。ここで色おちなどがチェックでき、お客様にご迷惑をかけることが少なくなります。
これはモノづくりを始めた当初からの自分の決めごとです。
こうしておくと、洗濯しても商品に狂いがありません。

自分だけの小さなこだわりですが、これを大切に今も、これからも大切にしてゆきたいと思っています。

普段着はシンプルで扱いやすいのがベストだと思っています。
例えば、洗濯後のアイロンがけが要らない。かけるとしても短時間で仕上げられる。
ちょこっと出かけるにしても、体系をさりげなくカバーしている。裾さばきが良いのはどのデザインだろうか・・・そんなことばかりを自分の日常を反面教師としていろいろ考えています。

「これだ!」とひらめいたときの、先走る心は型紙を起こすことさえもどかしいものです。
そして、お客様が納得してお買い求めいただいたときは、100年若返る気がします。

洋服は着る人が着やすいことが何より大切ですが、その方が素敵に着こなし、美しい姿に見えなければ製作者の実力は50点だと思います。

買いやすいということ

時々、私の商品の価格が安すぎるというご意見を伺います。
損をしているわけではありませんので、これで十分なのです。
つまり、私のお客様は私と同世代。ですから自分自身が買いやすい価格を敢えて設定しています。
私の商品に目を止めてくださって、私の話に耳を傾けてくださり、お客様のご要望を伺ったり、お話をすることがとても好きなのです。
そのせいもあってか、リピート率がかなり高く、本当にうれしく思っています。

年齢のせいか、約束はしたものの、販売に出かけるのがしんどいなあ・・・と思うことがあります。
けれど不思議なもので、電車に乗ったとたんスイッチが入ります。
さっきの「イヤ、イヤ」気分はどこに行ったのかしら・・・仕事モードに切り替わります。

体調を崩したこともあって、今まで通りがむしゃらにできないまでも、これからも続けてゆきたい仕事です。

自由に遊ぶ

何よりも主人や家族が「自由」な環境を作って応援してくれることに感謝しています。

「心が自由」・・・私が幸せであると感じられたら、誰にでも優しくできる。
手作りを通じていろいろな経験をしてきました。この先もフレキシブルに行動してゆきたいと思っています。

※この記事は、前田裕子氏のアンケートとインタビューから書き起こし、STA企画 青木みな子が編集し、氏の了解を得ております。

商品紹介

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる