市松人形・和小物作家 菱田 静江 様

氏名菱田 静江
住所千葉県富里市
作品市松人形他和小物
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人形を習う

テルテル坊主に着物を着せて遊んでいたほど、小さい時から人形が好きでした。
そんな私でしたが、人形作家 菊池ともゆき氏の人形を一目見て、それから13年間も新宿の教室に習いに行くことになるなんて考えてもいませんでした。

西洋の人形から、日本人形に変更したのはともゆき氏が亡くなられてからです。
「洋」と「和」の違いは顔にありますが、ともゆき先生の人形は布人形でしたので、顔から自分で作ることでしたので、それが基礎となり日本人形制作には大変役立ちました。

早期退職とアトリエ

53歳の時務めていたNTTを早期退職すると、頂いた退職金で富里市日吉台にアトリエを開きました。
人生に一区切りつけた私は、今まで一生懸命ならってきた作品の数々を皆さんに見ていただきたかったのです。

13坪の壁面棚にはパッチワークやステンドグラス、洋・和の人形や雑貨等、どれもこれもひときわ引き立つようにデザインにこだわりました。

日吉台は新興住宅地で、大企業の社員はじめ都心に通勤するサラリーマンが生活する、明るく、千葉県(失礼)にしては都会的な雰囲気のまちでした。
近くに大きなスーパーもあり、立地条件としてはよかったと思います。

そんなことで、忙しくしているうちに航空会社の奥様方が、海外赴任中にその国の文化に触れ、習得してきた手芸品を持ち帰り、自分の作品として皆さんに教えながら、委託販売を始めました。
そしてこれを皮切りに、多くの方々の手作り品を預かるようになってゆきます。

自分のアトリエでやってみたかったものに講習会がありました。
店の中央に大きなワークテーブルを置き、私が講師になることもあれば、様々な手芸技術を持った方々がここで講習会を始めることになります。

もちろん最初から生徒がいるわけではありません。
今はそう簡単にゆかないとは思いますが、当時地元のタウン誌に公募のチラシを入れ、
たった一人の入会でしたが、夢に向かう私の大きな第一歩でした。

女性がやってみたい仕事に「花や」「手芸店」があるようですが、当時はかなり先端を行っていた店だったと思います。

しかし、近くの大型店の閉店に伴い、駐車場の確保が難しくなり、6年で閉店いたしました。

退職金を資本に始めたのですが、金銭的にはもうかりませんでしたが、大切な私の人生の財産になりました。

百貨店で販売を始める

一息ついて、本格的に和の人形を販売し始めたのは還暦過ぎてからです。
もともと和服が好きだったので、作る人形の衣装にもこだわっています。
勘違いされている方がおられるのですが、あの小さな着物は人間のサイズの着物ではできません。
人形専用に特別に染、仕立てています。

百貨店で販売する。
多くのクリエーターや、お客様と出会える貴重なステージです。
いろいろお話のなかから、ヒントをいただくこともあります。

好きなことをやれる幸せ!
これをできる限り続けてゆくには、人との交わり方、「人との和」を大切にしてゆきたいと思っています。
年齢を重ねて、生き生きと制作してゆきたいと思っています。

※この記事は、菱田静江氏のアンケートとインタビューから書き起こし、STA企画 青木みな子が編集し、氏の了解を得ております。

商品紹介

吊り飾り
W 直径15 H 27 D ー
\10,450(税込)

着物額
W 17.2 H 22.3 D 1.5
\1,320(税込)

豆雛
W 6 H 6 D 6
\5,500(税込)


犬張子
W14 H12 D6
\9,900(税込)

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