着物で作る日本の日傘 青山 加代子 様

氏名青山 加代子
住所千葉県千葉市
作品着物で作る日本の日傘
目次

日本の民族衣装「着物」で作る私の日傘

傘を作るきっかけ

5月の連休明けに、これから販売することになった、私が作る日傘についての説明会が、京王百貨店の本社ビルで持たれました。
この話を、始めにSTA企画からいただいてから、コロナの影響を受け、1年がたっていました。
百貨店の外商員、50余名を前に、いささか緊張しましたが、今まで様々なことを経験してきておりますので、不安はありませんでした。

手作りが特に好きだったわけではありませんが、母が着物の仕立てをやっていたことから、布地、特に着物には関心がありました。
若いころ洋裁学校に通い、自分や子供たちの洋服を作っていた時もありました。

OLも含め、両手で数えきれないほど、いろいろな仕事に就き、沢山の経験をし、今の自分になっていたのだと思います。

傘を作るきっかけとなったのは、今から13年ほど前、NHKの「人間ドキュメント」という番組で、着物地で傘を作る女性職人の番組を見て感動し、自分でも作ってみたくなり、即、その職人さんを尋ねました。

教えてほしいと思って出かけてゆきましたが、断られてしまいました。

ところが、しばらくすると連絡をいただいたのです。
NHKの番組放映によって、全国から傘の制作依頼が殺到し、人手不足から、助手として迎え入れていただいたのです。  本当にうれしかったです。

最初は週3日、その後は毎日10時から5時まで、自宅のある千葉から三鷹まで見習い職人として通いました。

見習いでしたが、交通費はもちろん、給料の他にお昼付きでした。
指導は厳しいものでしたが、月に1度は師匠とご主人もご一緒に、おいしいものをごちそうになるほど優遇されていました。

独り立ちするまで2年間ほど通いましたが、もともとプロになりたいと思っていましたから、
途中でやめたいと思ったことはありませんでした。

手作り展との出会い

独り立ちをし、沢山の人に見てほしい、知ってほしいの気持ちから、地元の千葉そごうに相談し、紹介されたのがSTA企画でした。

当時、手作り展はどの百貨店でも大規模に開催されており、私も積極的に参加してゆきました。
それから14年、今回、京王百貨店の外商部で扱っていただけることになったのもSTA企画でした。ご縁があるものです。

日本の民族衣装「着物」には家族の特別な歴史や思いが込められています。
生活様式の変化、流行の変化もあり、現代では袖を通す機会がめっきり減ってしまいましたが、大切な宝物です。

だからこそ、形を変え、愛用していただくことで家族の思い出を、いっそう大切にしていただきたいと思い、楽しく制作しております。

生涯現役

今は自宅が工房となっています。
仕事としておりますので、家に居る時は、朝9時からほぼ1日、傘用の特殊なミシンと普通のミシンを使っています。

着物をそのままお預かりいたしますので、ほどくのが大変じゃないかとよく聞かれますが、
着物をほどく時は無心の境地で、心静かな時間を楽しんでいます。

かつては教室を開いたこともありますが、今は教える暇もないほど制作に追われています。
自分で食べて、自分の丈の生活をする。 一日一日を自分らしく生きることを大切にしています。

1枚の着物が有している歴史を想像しながら、生涯現役を目標に、よく食べ、よく眠り
体調を管理し、スポーツをテレビ観戦しながら毎日を楽しんでいます。

着物が日傘へと形が変わっても、思い出は変わらず引き継がれてゆきます。
夏に向かう今、これからどんな思い出の着物が届くのか、どんな様子に仕上がるのか
ワクワクしてまいります。

もしお手元に着物があれば、ぜひご相談ください。

ご注文に際して・・・

27,500円(税込)
19,800円(税込)
19,800円(税込)

※写真はイメージです。

  • 絹は自然素材です。UV機能が有ります。黄ばみ等ができてくる可能性がございますが、長くお楽しみいただけます
  • ご注文いただきました順に制作いたしております。
  • ご注文状況によっては、数カ月お待ちいただくことがございます。
  • お預かりした素材、使用感によっては、お受けできないこともございます。
  • その他ご不明の点は、お気軽にお問い合わせください。

形状は以下の通り

全長78~80cm (商品により若干個体差が生じます)
長さ中棒 61~63cm
親骨 45~46cm
親骨本数8本
手元籐/寒竹(U型)/寒竹(J型)/タモオリジナル
収納袋同じ生地で制作

この記事は、青山加代子氏のアンケートとインタビューから書き起こし、STA企画 青木みな子が編集し、氏の了解を得ております。

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