お正月飾りはその年の歳神様を迎え、祭るために整えるものです。
門松・しめ飾り・鏡餅を玄関先に飾るというのが一般的で、現在もその伝統が受け継がれています。
2021年は明るく温かい年にしたいものです。そのためにも「ハンドメイド」の温かみ溢れたお正月飾りをご紹介いたします。
お正月飾りの数々とその意味
そもそもお正月飾りを何故するのかというと、歳神様を迎え入れるために行う日本の伝統文化です。
お正月飾りの有名なところといえば、門松・しめ縄・鏡餅がありますが、
その意味をご紹介いたします。
門松
歳神様に家まで迷うことなく来てもらうための目印になります。
松は神様が宿る木とされていて、歳神様を迎え入れるのに相応しいとして使われるようになりました。
しめ縄
神聖な場所であることを示し、不浄なものを排除するために飾ります。
神社でよく見かけるしめ縄と同じ意味をもっています。
鏡餅
餅は神聖なものとして、欠かせない食べ物とされてきました。お迎えした歳神様の居場所を示しています。この鏡餅をいただくことで、歳神様の御魂(みたま)をいただき、新しい一年の幸福をわけてもらうという意味があります。
ハンドメイドのお正月飾り4選
吹きガラスの鏡餅

ガラスを吹いて膨らませて作った鏡餅です。
キラキラした雲母粉をガラスの中に閉じ込めており、耐熱性に優れている素材です。
また人体に対して安全な素材でもあります。
水引はゴムで取り外しが可能ですので、毎年変えて飾ることができます。
フェルトの門松

温かみを感じる、フェルト素材の門松です。本物の門松は大きくて飾れないお宅でも、これならお部屋にちょこんと飾って、歳神に迷わず来てもらえます。
水引のしめ縄

水引のみを使ったシンプルなしめ縄です。シンプルながら存在感があり、曲線が美しいです。運命を向上させてくれる縁起物として扱われている梅結びが特徴です。
竹細工の羽子板

竹細工のミニチュア羽子板です。羽子板にはちりめん細工をちりばめており、裏側の障子が和室のイメージを醸し出しています。
玄関の靴箱やリビングのサイドボードに置けるサイズ感です。
まとめ
ハンドメイドのお正月飾りをご紹介いたしました。2020年は大変な年になりました。来年は明るく温かな一年になるよう、お正月の飾り付けをして、歳神様をしっかりとお迎えいたしましょう。