立春・・・今日から春です。
とは言っても寒いことは寒い。旧暦で言ったらまだ1月、冬の真最中ですもの。
訪ねてきた知人が、「冬の庭は寂しいですね」というので、沢山の花のつぼみや、新芽のついた枝をのぞかせてあげる。
これから、忙しく賑やかになるんですよ。
知人の車に乗っかって、久しぶりにホームセンターへ花を買いに行く。
色とりどりの花が並んで春山盛。
こでまりとパンジーを買った。
スミレを横文字でパンジーというのかどうか、調べたこともないが、日本の春は、ひっそりと愛らしいスミレのほうが似つかわしい。
そういえば、雪柳も、レンギョウが、いつ父の庭から姿を消してしまったのだろうか、思い出せない。
早春の香りは梅。凛として甘たっるさのないのが良い。
重い空と寒さの中に咲くのが良い。
春の扉が少し開いた先に香るのが、沈丁花である。
地味な姿がこれまた良い。
赤や黄色の花色なんて想像もつかない。
風は冷たいが、日差しは明るく輝いている。
今日は立春。